先日、実習に来たフィリピン人研修生の話です!
彼女は、国籍こそフィリピンですが、10年以上も日本で暮らし、8歳の子供を持つ普通の主婦で、週に2~3日、生後数ヵ月の赤ちゃんや2~3歳の園児向けに英語の講師をし、また週1回、介護学校に通い、介護ライセンスの取得に励んでいます。

実習に来た彼女は、これが介護ライセンス取得の最後のカルキュラムになるようで、テンションも高く、介護ラインセンス取得後は、介護現場で、これまで勉強してきたことを生かして、頑張って働きたいんだ!と話をしていました。またそういった人なので実習態度もまじめで、率先して取り組み、質問も多く、こちらとしても指導のしがいあると感じることができました。

でも、どうしてそこまで介護の仕事にこだわるのか気になり、彼女に聞くと、介護職は、人の役に立つ素晴らしい仕事で、それをしたい!と思うし、彼女の子供も、母親が目指す介護の仕事は、お年寄りの役に立つ立派な仕事であり、それに取り組もうとしている母親を尊敬し、また誇りに思っている!と子供から応援をされているから、と眼を輝かせて答えてくれました。

そして、彼女は、一冊のノートを私に見せ、
「はじめは、辛いだけど、頑張ると、だんだん日本語も書けるようになるですよ!」

わたしは、全部で30ページは超すであろう、文字やイラストがびっしり書かれたノートをはじめからぺらぺらめくり、最初の方は、英語で書かれているものが、ページを増すごとに、日本語が混じり、そして、最後の方のページでは、ほとんどが日本語になっているノートにビックリしました!

頑張る力、思いは、形として残るものなのかなぁと、感動させてもらいました。

今後の彼女の活躍に期待しています!

※そして、うちの事業所で活躍する日もちかいかもです (#^.^#)v

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